オブザーバビリティの設計 CloudWatch と X-Ray で異常を捉える
本記事はDOP(DevOps Engineer Professional)を目指す方向けに、システムの可観測性(オブザーバビリティ)の設計を解説します。試験では「この監視・トラブルシュート要件を満たすサービスはどれか」が問われます。
覚え方のフレームは3本柱です。メトリクス(数値の傾向)・ログ(発生事象の記録)・トレース(リクエストの追跡)。
Amazon CloudWatch メトリクスとログ
CloudWatchはメトリクス監視、ログ集約、アラーム、ダッシュボードを提供します。CPU使用率やエラー数のしきい値超過を検知して自動対応したい要件でアラームを使います。例えばCPU70%超で自動スケールアウトを起動します。CloudWatch Logs Insightsを使えばログを対話的にクエリ分析できます。
AWS X-Ray 分散トレース
X-Rayはマイクロサービス間のリクエスト経路と各区間の遅延を可視化します。複数サービスをまたぐ処理のどこがボトルネックか特定したい要件で選びます。サービスマップで遅延やエラーの多い区間が一目で分かります。
プロアクティブな監視
CloudWatch Syntheticsによる外形監視や、Container Insightsによるコンテナ監視で観測範囲を補完できます。
| 項目 | CloudWatch | X-Ray |
|---|---|---|
| 主対象 | メトリクスとログ | 分散トレース |
| 使いどころ | しきい値監視・アラーム | ボトルネック特定 |
| 具体例 | エラー急増の検知 | 遅延区間の可視化 |
チェックリスト
- メトリクス・ログ・トレースの3本柱を説明できる
- CloudWatchアラームで自動対応を設計できる
- X-Rayでボトルネックを特定できる
- Logs Insightsでログを分析できる
まとめ
可観測性は「メトリクス・ログ・トレース」で捉え、傾向監視はCloudWatch、原因追跡はX-Rayと役割を分けて設計します。この記事の理解度はクイズで確認し、最新の試験範囲はAWS認定 公式ページで確認しましょう。
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