ハイブリッド接続の設計 Direct Connect と VPN の使い分け
本記事はANS(Advanced Networking Specialty)を目指す方向けに、オンプレミスとAWSをつなぐハイブリッド接続の設計を解説します。試験では「帯域・可用性・コスト・構築期間の要件から最適な接続を選ぶ」力が問われます。
覚え方のフレームは3つの観点です。専有性(専用線か公衆網か)・可用性(冗長構成)・暗号化(通信の保護)。
AWS Direct Connect 専用線接続
Direct ConnectはオンプレとAWS間に専用線を敷き、安定した帯域と低遅延を実現します。大容量データを恒常的に転送し、一定の帯域と低遅延が必須の要件で選びます。例えば毎日数テラバイトのデータ連携や、遅延に敏感な基幹システム連携です。
Site-to-Site VPN 手軽な暗号化接続
VPNはインターネット経由でIPsec暗号化トンネルを張ります。短期間かつ低コストで接続したい、あるいはDirect Connectの冗長バックアップが欲しい要件で選びます。数時間で構築できる俊敏さが強みです。
組み合わせと冗長化
Direct Connectを主回線、VPNをバックアップにすると、専用線障害時も通信を維持できます。さらにDirect Connect上でVPNを併用すれば専用線区間も暗号化できます。
| 項目 | Direct Connect | Site-to-Site VPN |
|---|---|---|
| 経路 | 専用線 | インターネット |
| 帯域と遅延 | 安定・低遅延 | ベストエフォート |
| 構築期間 | 数週間 | 数時間 |
| 選ぶ要件 | 恒常的な大容量転送 | 短期・低コスト・冗長 |
チェックリスト
- Direct ConnectとVPNを要件で選び分けられる
- 専用線とVPNを組み合わせた冗長構成を設計できる
- Direct Connectの暗号化オプションを説明できる
- 仮想インターフェース(VIF)の種類を理解している
まとめ
ハイブリッド接続は「専有性・可用性・暗号化」で捉え、恒常的な大容量転送はDirect Connect、俊敏さや冗長はVPNが基本です。この記事の理解度はクイズで確認し、最新の試験範囲はAWS認定 公式ページで確認しましょう。
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