SAA-C03 中級 SAA

データベースの選び方 RDS・Aurora・DynamoDB・その他を要件から選ぶ

SAA-C03 では、要件文からデータの形と扱い方を読み取り、適切なデータベースを選ぶ設問が毎回出ます。サービスの数は多いですが、判断軸を3つに絞れば消去法が効きます。

覚え方は「データの形・アクセスの形・規模の伸び方」

データの形=表で表せるのか、キーと値なのか、関係性そのものが主役なのか。アクセスの形=複雑な結合や集計が必要か、決まったキーで引くだけか。規模の伸び方=1台で足りるのか、無制限に伸びる必要があるのか。この3つで候補はほぼ1つに絞れます。

候補ごとの使いどころ

Amazon RDS は既存のMySQLやPostgreSQL、SQL Serverをそのまま移したいとき。Amazon Aurora はMySQLやPostgreSQL互換のまま、3つのAZに6つのコピーを持つ高い耐久性と最大15台のリードレプリカが欲しいとき。急な負荷変動があるなら Aurora Serverless v2 を選びます。Amazon DynamoDB は1桁ミリ秒の応答を、トラフィックが何倍になっても維持したいケース。ただしアクセスパターンを先に決めてキー設計する必要があり、任意の条件での集計には向きません。マイクロ秒の読み取りが要るなら DAX を前段に置きます。ほかに、不正検知やSNSの友人関係のように関係性をたどるなら Neptune、時系列のセンサーデータなら Timestream、全文検索やログ分析なら OpenSearch Service が候補です。

要件選ぶもの決め手
既存DBをそのまま移行Amazon RDSエンジン互換、運用は自動化済み
高可用と多数のリードレプリカAmazon Aurora6コピー、レプリカ最大15台
予測不能な負荷のRDBAurora Serverless v2ACU単位で秒ごとに自動スケール
キー参照が中心で無制限スケールAmazon DynamoDB1桁ミリ秒、オンデマンド課金
マイクロ秒の読み取りDynamoDB と DAXインメモリキャッシュ
関係性をたどる分析Amazon Neptuneグラフクエリに最適化
試験ポイント 「シャーディングを自分で管理したくない」「スキーマ変更が頻繁」「スパイクが読めない」という文言は DynamoDB への誘導です。逆に「複雑なJOINとトランザクションが必須」「既存のストアドプロシージャを使う」とあれば RDS や Aurora が正解になります。
よくある誤り Aurora のリードレプリカと RDS のリードレプリカを同じものとして扱わないよう注意します。Auroraは共有ストレージ層を参照するためレプリカ遅延が非常に小さく、フェイルオーバーも通常30秒以内です。RDS の Multi-AZ はスタンバイが読み取りに使えない(Multi-AZ DBクラスターを除く)点も区別されます。

チェックリスト

  • 3つの判断軸でデータベースを絞り込める
  • RDS と Aurora の可用性の違いを説明できる
  • DynamoDB を選ぶ要件と選べない要件を挙げられる
  • DAX を追加する条件を説明できる
  • Neptune・Timestream・OpenSearch の用途を区別できる

まとめ

データベース選定は「データの形・アクセスの形・規模の伸び方」で判断すると、選択肢が自然に1つへ収束します。 理解度の確認にはクイズが便利です。試験範囲や申し込みの最新情報はAWS認定 公式ページもあわせて確認してください。

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