SAA-C03 中級 SAA

疎結合アーキテクチャの設計 SQS と SNS と EventBridge の使い分け

本記事はSAAを目指す方向けに、コンポーネントを疎結合にして耐障害性とスケーラビリティを高める設計を解説します。試験では「この連携要件に合うメッセージングを選ぶ」力が問われます。

覚え方のフレームは3つの観点です。1対1か1対多か・プッシュかプルか・ルーティングの柔軟さ。

Amazon SQS 処理の緩衝(バッファ)

SQSはキューにメッセージを溜め、コンシューマがプルで取り出します。急なトラフィック増を吸収し、処理落ちを防ぎたい要件で選びます。例えば注文の急増をキューで受け止め、後続の処理を安定して進められます。

Amazon SNS 一斉通知(ファンアウト)

SNSは1つのメッセージを複数の購読先へプッシュ配信します。1つのイベントを複数システムへ同時通知したい要件で選びます。SNSとSQSを組み合わせるファンアウト構成が定番です。

Amazon EventBridge イベント駆動の中核

EventBridgeはイベントの内容に応じてルールベースに配信先を振り分けます。SaaSやAWSサービスのイベントを条件で振り分けたい要件で選びます。

サービス配信モデル使いどころ
SQS1対1プル処理のバッファリング
SNS1対多プッシュ一斉通知・ファンアウト
EventBridge1対多プッシュ条件によるルーティング
試験ポイント SQS標準キューは配信順序を保証せず、重複配信もあり得ます。厳密な順序と重複排除が必要ならFIFOキューを選ぶ点が頻出です。

チェックリスト

  • SQSでトラフィックを吸収する設計ができる
  • SNSとSQSのファンアウトを説明できる
  • EventBridgeの条件ルーティングを活用できる
  • 標準キューとFIFOキューを要件で選べる

まとめ

疎結合は「1対多か・プッシュかプルか・ルーティング」で捉え、緩衝はSQS、一斉通知はSNS、条件振り分けはEventBridgeが基本です。この記事の理解度はクイズで確認し、最新の試験範囲はAWS認定 公式ページで確認しましょう。

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