AMIの自動作成とインスタンスリフレッシュ EC2 Image Builderで焼き込み型のデプロイを実現する
DOP-C02では、EC2のデプロイを「起動後に構築する」方式から「あらかじめAMIに焼き込む」方式へ移す設計が問われます。この記事では、EC2 Image Builderとオートスケーリンググループのインスタンスリフレッシュを、「焼く・配る・入れ替える」の3つの観点で整理します。
覚え方は「焼く・配る・入れ替える」の3つの観点
焼くはAMIの自動作成、配るは複数のリージョンやアカウントへの配布、入れ替えるは稼働中のインスタンスの置き換えです。起動時にユーザーデータで長いインストールを行うとスケールアウトが遅くなるため、起動を速くしたい・環境を均一にしたい要件ではAMIへの焼き込みを選びます。
EC2 Image Builder:AMIを自動で作る
Image Builderは、ベースイメージ、ビルドコンポーネント(ソフトウェアのインストールや設定)、テストコンポーネントをイメージレシピにまとめ、パイプラインでAMIを自動作成します。スケジュールやベースイメージの更新をトリガーにでき、完成したAMIは指定したリージョンやアカウントへ配布し、AWS Organizationsと連携して共有できます。OSのパッチ適用済みAMIを毎月自動で作りたい場合の標準的な答えです。
インスタンスリフレッシュ:安全に入れ替える
起動テンプレートに新しいAMIを指定したら、オートスケーリンググループのインスタンスリフレッシュで既存のインスタンスを順に置き換えます。最小正常率(MinHealthyPercentage)を設定すると、一定割合のインスタンスを稼働させたまま入れ替えられ、ウォームアップ時間で新しいインスタンスの準備完了を待てます。アラームと連動した自動ロールバックを有効にすれば、問題があった場合に元の状態へ戻せます。
| 方式 | 特徴 | 向く要件 |
|---|---|---|
| ユーザーデータで構築 | 起動のたびに実行、柔軟 | 頻繁に変わる設定の適用 |
| Image Builderで焼き込み | 起動が速く環境が均一 | スケールアウト速度と再現性を重視 |
| インスタンスリフレッシュ | 順次置き換えと自動ロールバック | AMI更新を無停止で反映 |
チェックリスト
- Image Builderのレシピ・コンポーネント・パイプラインの関係を説明できる
- AMIをリージョンやアカウントへ配布する仕組みを言える
- インスタンスリフレッシュの最小正常率とウォームアップの役割を説明できる
- 焼き込み型とユーザーデータ型の使い分けを答えられる
まとめ
AMIの運用は「焼く・配る・入れ替える」で整理し、自動作成はImage Builder、無停止の更新はインスタンスリフレッシュと覚えましょう。 理解度の確認にはクイズが便利です。試験範囲や申し込みの最新情報はAWS認定 公式ページもあわせて確認してください。
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