SCS-C02 上級 SCS

API Gatewayの認可方式を使い分ける IAM・Cognito・Lambdaオーソライザー・JWT

SCSでは、APIの保護を認証と認可の観点で設計する問題が出ます。API Gatewayには複数の認可方式があり、呼び出し元の種類で選びます。

覚え方:3つの観点

  • 呼び出し元:AWS内のサービスか、エンドユーザーか
  • IdP:Cognitoか、外部のIdPか
  • 制御の細かさ:独自ロジックが必要か

方式ごとの使いどころ

方式特徴どんな要件のとき選ぶか
IAM認可SigV4署名でIAMポリシー評価他のAWSサービスや社内のワークロードから呼び出す
Cognitoユーザープールトークンを検証(REST API)アプリ利用者の認証をCognitoで行う
JWTオーソライザーHTTP APIでOIDC準拠のJWTを検証外部のIdPで発行したトークンを使う
Lambdaオーソライザー独自ロジックで認可し、IAMポリシーを返す独自トークンやヘッダー値の検証が必要
リソースポリシーIPレンジやVPCで制限特定のネットワークからだけ許可
試験ポイント APIキーと使用量プランは、クォータやスロットリングが目的であり、認可の仕組みではありません。

運用のポイント

Lambdaオーソライザーの結果はキャッシュでき(既定の有効期間は300秒)、認可の呼び出し回数を減らせます。ただしキャッシュ中は権限の変更が反映されないため、有効期間はセキュリティ要件と相談して決めます。加えてAWS WAFを関連付ければ、不正なリクエストを入口で遮断できます。

よくある誤り 公開APIをIAM認可にすると、一般ユーザーにSigV4署名を強いることになり現実的ではありません。

チェックリスト

  • IAM認可、Cognito、JWT、Lambdaオーソライザーの使い分けを言える
  • APIキーが認可に使えない理由を説明できる
  • オーソライザーのキャッシュの影響を理解した
  • WAFとリソースポリシーの役割を区別できる

まとめ

呼び出し元とIdPの2点から認可方式を絞り込みましょう。 理解度はクイズで確認し、最新の出題範囲はAWS認定 公式ページで確認しましょう。

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