AWS Network Firewallのルール設計 ステートレスとステートフルの役割分担
ANSでは、VPCの出入口で通信をどう検査するかが問われます。Network Firewallは、ルールグループの種類と評価順序の理解が鍵です。
覚え方:3つの観点
- 配置:ファイアウォール専用サブネットとルーティング
- ルール:ステートレスで粗く、ステートフルで精密に
- 可視化:アラートログとフローログ
ルールグループの使い分け
| 種類 | 評価内容 | どんな要件のとき選ぶか |
|---|---|---|
| ステートレス | 5タプル(送信元・宛先・ポート・プロトコル)。パケット単位で、先に評価 | 明らかに不要な通信を高速に破棄、ステートフルへ転送 |
| ステートフル(5タプル) | 接続状態を追跡して許可・拒否 | 標準的なアクセス制御 |
| ステートフル(ドメインリスト) | HTTPのHostやTLSのSNIでドメインを許可・拒否 | 許可した外部ドメインだけに出口通信を制限 |
| ステートフル(Suricata互換) | シグネチャ検知、IPS | 脅威検知や独自シグネチャ |
配置のポイント
AZごとにファイアウォールエンドポイントを置き、保護対象サブネットのルートテーブルで送信先をエンドポイントに向けます。戻り通信が別AZのエンドポイントを通ると破棄されるため、AZ内で往復が完結するようルートを設計します。
試験ポイント 「特定ドメインへの出口通信だけ許可」はドメインリスト、「シグネチャによる侵入防止」はSuricata互換ルールです。
よくある誤り ステートレスルールは戻り通信を自動で許可しません。往復の両方向のルールが必要です。
チェックリスト
- ステートレスとステートフルの評価順序を説明できる
- ドメインリストがSNIとHostヘッダーで判定する点を言える
- AZごとのエンドポイントと非対称ルーティングの注意点を説明できる
- ログの出力先を挙げられる
まとめ
ルールは粗い順にステートレス、精密な制御にステートフルと覚えましょう。 理解度はクイズで確認し、最新の出題範囲はAWS認定 公式ページで確認しましょう。
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