モニタリングと可観測性の基礎|CloudWatchメトリクス・アラーム・ダッシュボードの使い方
SAA試験ではシステムを構築するだけでなく「正しく動いているかをどう把握するか」も問われます。まずは「収集(メトリクス・ログ)」「検知(アラーム)」「可視化(ダッシュボード)」という3つの観点でCloudWatchの全体像を押さえましょう。
メトリクスを集める
EC2やRDSなどのマネージドサービスは標準メトリクスを自動収集します(標準は5分間隔、詳細モニタリングを有効化すると1分間隔になりますが追加課金が発生します)。アプリ固有の値(注文数など)を追跡したい場合はPutMetricDataでカスタムメトリクスを送信し、アプリログから特定のパターンを数値化したい場合はCloudWatch Logsのメトリクスフィルタを使います。
しきい値を監視するアラーム
固定のしきい値で判定する静的しきい値アラームに加え、曜日や時間帯で変動するトラフィックには機械学習で通常範囲を学習する異常検知(Anomaly Detection)アラームが有効です。複数条件をANDで組み合わせて通知過多を防ぎたい場合は複合アラーム(Composite Alarm)を使います。
ダッシュボードと通知
CloudWatchダッシュボードで複数リソースを横断的に可視化し、アラームはSNSと連携してメール通知やLambda起動、Auto Scalingのスケーリングポリシーの発火につなげます。
| 種類 | 仕組み | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 静的しきい値 | 固定値との比較 | 上限が明確な指標 |
| 異常検知 | 機械学習で通常範囲を学習 | 周期的に変動するトラフィック |
| 複合アラーム | 複数アラームのAND・OR | 通知過多の抑制 |
チェックリスト
- メトリクス収集の経路(標準・カスタム・ログフィルタ)を説明できる
- アラームの種類と選定基準を説明できる
- ダッシュボードとSNS通知の連携方法を理解している
- 詳細モニタリングのコスト影響を理解している
CloudWatchは「集めて」「気づいて」「見る」という一連の流れをどのサービスで実現するかが問われます。まずはクイズで理解度を確認し、詳細はAWS認定 公式ページもあわせて確認してください。
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