RDSとAuroraのセキュリティ設計 暗号化・IAM認証・監査ログを組み合わせる
SCSでは、データベースを「守る・認証する・記録する」の3層で設計できるかが問われます。RDSとAuroraの機能を要件から選びましょう。
覚え方:3つの観点
- 保護:保存時と転送中の暗号化、ネットワーク分離
- 認証:パスワードの管理とIAM認証
- 記録:監査ログとアクティビティの監視
要件ごとの選び方
保存時の暗号化はKMSで行い、作成時にしか有効化できません。既存の未暗号化DBは、スナップショットを暗号化コピーして復元します。使いどころは、規制で保存時暗号化が必須のとき、そして組織全体の統制にはSCPで未暗号化DBの作成を拒否する運用です。
転送中の暗号化は、PostgreSQLならrds.force_ssl、MySQLならrequire_secure_transportのパラメーターで強制します。
認証:マスターパスワードはSecrets Managerで自動ローテーションします。アプリからの接続には、IAM認証で15分有効のトークンを使えば、パスワードの保存が不要になります。
| 要件 | 選ぶ機能 |
|---|---|
| 保存時の暗号化 | KMSによるストレージ暗号化(作成時に有効化) |
| 転送中の暗号化 | SSL・TLS強制のパラメーター設定 |
| パスワードを持たない接続 | IAMデータベース認証 |
| DBの操作を監査 | 監査ログをCloudWatch Logsへ、Database Activity Streams |
| 外部からの到達を遮断 | プライベートサブネットとセキュリティグループ |
試験ポイント 「パスワードの保管をなくす」はIAM認証、「パスワードを自動で定期更新」はSecrets Managerです。
よくある誤り 暗号化はインスタンスの設定変更で後から有効にできません。スナップショット経由の再作成が必要です。
チェックリスト
- 暗号化を後から有効にできない理由と対処を説明できる
- SSL強制のパラメーターを区別できる
- IAM認証とSecrets Managerの使い分けを言える
- 監査ログの出力先を挙げられる
まとめ
保護、認証、記録の3層で整理すると選択肢の違いが明確になります。 理解度はクイズで確認し、最新の出題範囲はAWS認定 公式ページで確認しましょう。
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