【SAA-C03】コスト最適化の考え方|Well-Architectedの視点で無駄を減らす
SAA-C03を受験する方向けに、パフォーマンス要件を満たしながらコストを抑える設計判断を整理します。コスト最適化は暗記科目ではなく、要件から最適な選択肢を導く力が問われる分野です。
覚え方のフレームは「①料金モデル」「②ストレージ階層」「③弾力性(スケーリング)」の3つの観点です。どれも共通して「使った分だけ払う」発想が根底にあります。
①料金モデルの選び方
- オンデマンド:使った分だけ課金。使いどころは稼働期間が読めない開発環境や短期検証。
- リザーブドインスタンス/Savings Plans:1年〜3年の利用をコミットして最大72%程度割引。使いどころは常時稼働が確定しているWebサーバーやDBなど。
- スポットインスタンス:最大90%割引だが2分前通知で中断されうる。使いどころはバッチ処理やCI・CDのビルドなど、中断・再実行が許容できるワークロード。
| 料金モデル | 割引率の目安 | 向いている要件 |
|---|---|---|
| オンデマンド | なし | 稼働期間が不明・短期 |
| リザーブド/Savings Plans | 最大72%程度 | 常時稼働が確定 |
| スポット | 最大90%程度 | 中断・再実行が可能 |
②ストレージのコスト最適化
- S3ライフサイクルルール:作成から30日でIA、90日でGlacierへ、のように保存期間に応じて自動的に安価な階層へ移行する。使いどころはアクセス頻度が下がるログやバックアップ。
- 未アタッチのEBSボリュームや古いスナップショットの棚卸しも基本の見直しポイント。
③需要に応じたスケーリング
Auto Scalingで需要に合わせてリソースを増減させることで、ピーク時のみ課金対象を増やし、閑散期の無駄なコストを避けられる。使いどころはアクセス量が時間帯や曜日で変動するWebアプリケーション。
試験ポイント 「最もコスト効率の良い方法は?」という設問では、まず「常時稼働か中断可能か」「アクセス頻度」を見極め、対応する料金モデル・ストレージクラスを選ぶのが定石です。
チェックリスト
- 常時稼働のワークロードにリザーブド/Savings Plansを検討したか
- 中断可能なバッチ処理にスポットインスタンスを検討したか
- アクセス頻度の低いデータをライフサイクルルールで自動移行しているか
- Auto Scalingで需要変動に対応する設計になっているか
- 未使用のEBS・スナップショットを定期的に棚卸ししているか
まとめ
コスト最適化は「使った分だけ」を徹底する発想が基本です。クイズで具体的なサービス選定を確認し、最新の料金体系はAWS認定 公式ページや公式料金ページでご確認ください。
SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト) におすすめの教材
書籍
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書 第3版[SAA-C03]対応
問題集
AWS認定ソリューションアーキテクト−アソシエイト問題集
Udemy・講座
これだけでOK! AWS認定SAA(SAA-C03)試験突破講座
Udemy・模試
AWS認定SAA 本番模試(6回分/390問)
本セクションにはAmazonアソシエイト・Udemyアフィリエイトのリンクが含まれます。