SAP-C02 上級 模擬試験

【SAP-C02 模擬】買収した企業のAWSアカウント群を自社Organizationsへ統合し、統制と請求を一本化するには?

ある企業は他社を買収しました。買収先は独自のAWS Organizationsを持ち、管理アカウント1つとメンバーアカウント12個で本番システムを運用しています。統合の要件は次のとおりです。(1) 稼働中のリソースを停止・再作成せずに自社のOrganizationsへ移管する。(2) 移管後は自社のサービスコントロールポリシー(SCP)と組織のCloudTrail証跡を買収先のアカウントにも適用する。(3) 請求を自社の管理アカウントに一本化し、既存のリザーブドインスタンスとSavings Plansの割引を組織全体で共有する。(4) 買収先の管理アカウントは統合後に不要となる。
これらの要件を満たす移行手順として最も適切なものはどれですか。
正解: B

正解はBです。AWS Organizations では、アカウントは同時に1つの組織にしか所属できず、既存の組織に属するアカウントを別の組織に直接招待することはできません。そのため、メンバーアカウントごとに「元の組織から離脱」してから「自社の組織から招待」という手順を踏みます。アカウントIDとリソースはそのまま保持されるため稼働中のシステムを止める必要はなく(要件1)、加入後にOUへ配置すればSCPと組織の証跡が自動的に適用されます(要件2)。統合請求は自社の管理アカウントに集約され、既定でリザーブドインスタンスとSavings Plansの割引は組織内の全アカウントで共有されます(要件3)。買収先の管理アカウントは、全メンバーの離脱後に組織を削除して初めて通常のアカウントになるため、最後に招待します(要件4)。なお離脱するアカウントは支払い情報や連絡先の設定を完了しスタンドアロン運用が可能な状態である必要があります。
Aはリソースの再作成が必要で、データ移行とダウンタイムのリスクを伴い要件1に反します。Cは組織を持つ管理アカウントを別組織に招待することはできず、実行不可能です。DはRAMによるリソース共有であって統制の統合ではなく、別組織間で統合請求を設定することもできません。

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