【SAP-C02】エンタープライズCI・CD基盤の設計|パイプライン統制とアーティファクト管理
SAP-C02では、単一チームのCI・CDだけでなく、複数チーム・複数アカウントにまたがる大規模なパイプライン基盤の設計が問われます。
覚え方のフレーム:「統制(ガードレール)・共有(アーティファクト管理)・分離(デプロイ先アカウント)」の3観点で整理します。
統制:パイプラインへのガードレール適用
Service Control Policy(SCP)やIAM境界を組み合わせ、「各チームが自由にパイプラインを作っても危険な操作はできないようにしたい」という要件に対応します。手動承認ステージをCodePipelineに組み込むことも有効です。
共有:AWS CodeArtifactによる依存関係管理
npmやMavenパッケージを組織内リポジトリで一元管理し、「複数チームが同じ社内ライブラリを重複管理している」という課題を解消します。パブリックリポジトリへのプロキシ機能で外部依存の可用性リスクも軽減できます。
分離:クロスアカウントデプロイ
開発・検証・本番を別アカウントに分離し、CodePipelineからクロスアカウントロールでデプロイすることで、「本番環境への誤操作を構造的に防ぎたい」要件に応えます。
| 目的 | 使う仕組み |
|---|---|
| 危険な操作の防止 | SCP・手動承認ステージ |
| 依存パッケージの一元管理 | AWS CodeArtifact |
| 本番環境の構造的な分離 | クロスアカウントデプロイ |
よくある誤り CI・CDの高速化ばかりに気を取られ、統制(ガードレール)を軽視しない。SAP-C02では速度と安全性の両立を問う設問が多い。
チェックリスト
- SCPと手動承認ステージによるガードレールの役割を説明できる
- CodeArtifactの用途(依存関係の一元管理)を理解している
- クロスアカウントデプロイのメリットを説明できる
- 速度と統制のバランスを考慮した設計ができる
まとめ
大規模CI・CD基盤は統制・共有・分離の3点セットで設計するとバランスの取れた解答になります。クイズで確認し、最新情報はAWS認定 公式ページをご参照ください。
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