【SCS-C02】IAMアクセス許可の高度な管理|SCP・Permission Boundary・IAM Identity Center
SCS-C02では、単純なIAMポリシーだけでなく組織全体で権限を統制する高度な仕組みが問われます。3つの制御レイヤーを整理します。
覚え方のフレーム:「組織単位の上限(SCP)・個人単位の上限(Permission Boundary)・入口の一元化(IAM Identity Center)」の3層で整理します。
組織単位の上限:Service Control Policy(SCP)
AWS Organizations配下のアカウントに対し、IAMポリシーでいくら許可されていても超えられない上限を設定します。「特定リージョンでのリソース作成を組織全体で禁止したい」という要件で使います。
個人単位の上限:Permission Boundary
IAMユーザーやロールが持てる権限の上限を委任先の管理者が設定でき、「開発者に一部のIAMロール作成権限は与えたいが、権限昇格はさせたくない」要件に対応します。
入口の一元化:IAM Identity Center
複数アカウントへのシングルサインオンと、外部IdP(Microsoft Entra ID等)との連携を提供します。「退職者のアクセス権を1箇所で即座に無効化したい」という要件で中心的な役割を果たします。
| 仕組み | 制御対象 |
|---|---|
| SCP | アカウント・組織単位の上限 |
| Permission Boundary | IAMユーザー・ロール単位の上限 |
| IAM Identity Center | 複数アカウントへの認証入口の一元化 |
試験ポイント SCPとPermission Boundaryはどちらも「許可の上限」であり単独では権限を付与しない点に注意。実際の権限はIAMポリシーとの組み合わせで決まる。
チェックリスト
- SCPとPermission Boundaryの適用単位(組織か個人か)の違いを説明できる
- 「上限を設定するだけで権限は付与しない」という共通点を理解している
- IAM Identity Centerで認証を一元化するメリットを説明できる
まとめ
権限管理は組織単位・個人単位・認証入口の3層で整理すると設計の抜け漏れを防げます。クイズで確認し、最新情報はAWS認定 公式ページをご参照ください。
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