AWS Backupで作るバックアップ戦略 バックアッププラン・保持期間・クロスリージョンコピーの基本
EC2、EBS、RDS、DynamoDB、EFSなどのバックアップを、サービスごとに個別設定していませんか。SAA試験では「バックアップを一元管理し、復旧要件に合わせて保持期間とコピー先を決める」力が問われます。ここでは AWS Backup の基本を整理します。
覚え方:バックアップ設計の3つの観点
- いつ・どれを:スケジュールと、タグやリソースIDで指定する対象
- どれだけ残すか:保持期間、コールドストレージへの移行、ライフサイクル
- どこへ置くか:別リージョン・別アカウントへのコピーとボールトの保護
バックアッププランとリソース割り当て
バックアッププランに頻度(例:毎日2時)・保持期間・バックアップウィンドウを定義し、タグ(例:Backup=daily)でリソースを割り当てます。要件:新規リソースにも自動で適用したい場合は、タグベースの割り当てが最適です。タグを付けるだけで対象になり、設定漏れを防げます。
ライフサイクルとクロスリージョンコピー
対応するリソースでは、一定期間後にコールドストレージへ移行して保管コストを下げられます(コールドへ移すと最低90日の保持が必要)。要件:リージョン障害に備えたいときは、プランのルールにコピー先リージョンのボールトを指定します。ポイントインタイムリカバリ(PITR)に対応するRDSやDynamoDBでは、連続バックアップで任意の時点へ復元できます。
ボールトの保護
ボールトにはアクセスポリシーを設定でき、Vault Lockを使えば保持期間中の削除を防げます。要件:誤削除や改ざんからバックアップを守りたい場合に選びます。
| 要件 | 選ぶ機能 |
|---|---|
| 任意の時点へ戻したい | 連続バックアップ(PITR) |
| 保管コストを下げたい | コールドストレージへの移行 |
| リージョン障害に備える | クロスリージョンコピー |
| 削除から守りたい | Vault Lock |
チェックリスト
- AWS Backupで複数サービスのバックアップを一元管理できる
- タグベースの割り当てで新規リソースも自動で対象にできる
- コールドストレージ移行とクロスリージョンコピーの目的を説明できる
- Vault Lockが削除を防ぐ仕組みを説明できる
まとめ
AWS Backupは、スケジュール・保持・コピー先・保護を1つのプランで宣言的に管理できるサービスです。要件から使う機能を選べるようにしておきましょう。 知識が定着したら、クイズで理解度を確認しましょう。最新の試験情報はAWS認定 公式ページで確認できます。
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