マルチアカウントのコスト管理 一括請求・Cost Explorer・Budgets・Cost Anomaly Detection
アカウント数が増えるほど、コストの把握と異常の検知は難しくなります。SAP試験では、組織全体のコストを可視化し、予算超過や急増に自動で対応する設計が問われます。
覚え方:コスト管理の3つの観点
- 可視化:Cost Explorerとコスト配分タグで、誰が何にいくら使ったかを把握
- 統制:Budgetsで予算を決め、超過時に通知や自動アクションを実行
- 異常検知:Cost Anomaly Detectionで想定外の急増を早期に発見
一括請求とコスト配分
Organizationsの一括請求では、管理アカウントが全メンバーアカウントの請求をまとめて支払い、使用量の合算でボリューム割引やSavings Plansの割引を受けられます。どんな要件のとき選ぶか:部門やプロジェクト別にコストを見たい場合は、ユーザー定義のコスト配分タグを有効化し、Cost Explorerでタグ別に分析します。
Budgetsによる予算管理
コスト・使用量・Savings Plansのカバレッジなどに予算を設定し、実績や予測が閾値を超えたら通知します。どんな要件のとき選ぶか:超過時にIAMポリシーやSCPを自動で適用して新規リソース作成を止めたいときは、Budgetsアクションを使います。
Cost Anomaly Detectionと使い分け
機械学習で通常のコストパターンを学習し、急な増加を検知して通知します。固定の閾値を決めにくい場合に有効です。Budgetsは「決めた予算との比較」、Anomaly Detectionは「普段との違い」を見る点が異なります。
| サービス | 目的 | 使いどころ |
|---|---|---|
| Cost Explorer | 分析・可視化 | タグ別・サービス別の傾向把握 |
| Budgets | 予算と通知・アクション | 予算超過の防止 |
| Cost Anomaly Detection | 異常検知 | 想定外の急増の早期発見 |
チェックリスト
- 一括請求の利点(割引の合算)を説明できる
- コスト配分タグを有効化する必要性を説明できる
- Budgetsと Anomaly Detection の違いを説明できる
- 予算超過時の自動アクションを説明できる
まとめ
可視化・統制・異常検知の3つを組み合わせると、マルチアカウントでもコストを管理できます。 知識が定着したら、クイズで理解度を確認しましょう。最新の試験情報はAWS認定 公式ページで確認できます。
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