ハイブリッド移行戦略 DataSync・Application Migration Service・Migration Hubを組み合わせる
本記事はSAP試験対策として、オンプレミスからAWSへの大規模移行で使う主要な移行サービスの使い分けを解説します。試験では、移行対象(ファイルかサーバー全体か)に応じた適切なツール選定が問われます。
覚え方のフレームは3つの観点です。対象(何を移すか)・方式(どう移すか)・追跡(進捗をどう見るか)。
対象 DataSyncによるファイル・データ移行
AWS DataSyncはオンプレミスのファイルサーバーやNFS・SMB共有からS3やEFS、FSxへ大量のファイルを高速かつ差分転送で移行します。アプリケーションの再構築は不要で、データそのものだけを段階的に移行したい要件ではDataSyncを選びます。
方式 Application Migration Service(MGN)によるリフトアンドシフト
AWS Application Migration Service(MGN)はサーバー全体を継続的にブロックレベルでレプリケーションし、切り替え時には数分のダウンタイムでAWS上のインスタンスとして起動します。OSやミドルウェアを含めてそのまま迅速に移行したいリフトアンドシフト要件ではMGNが第一候補です。
追跡 Migration Hubによる一元的な進捗管理
複数のサーバーやツールにまたがる移行プロジェクトでは、Migration Hubが各ツールからの進捗情報を集約し、1つのダッシュボードで全体の状況を追跡できます。数百台規模のサーバーを複数チームで並行移行する要件では、Migration Hubで進捗の抜け漏れを防ぎます。
| サービス | 主な移行対象 | 役割 |
|---|---|---|
| DataSync | ファイル・データ | 高速な差分転送 |
| MGN | サーバー全体(コンピュート) | ブロックレベルのリフトアンドシフト |
| Migration Hub | 移行プロジェクト全体 | 進捗の一元追跡 |
チェックリスト
- DataSyncが得意とする移行対象を説明できる
- MGNのブロックレベルレプリケーションと切り替えの流れを説明できる
- Migration Hubが進捗を一元管理する仕組みを説明できる
- DataSyncとMGNの対象の違いを区別できる
まとめ
ハイブリッド移行は「対象・方式・追跡」の3観点で設計し、データはDataSync、サーバーはMGN、進捗はMigration Hubで一元管理するのが定石です。この記事の理解度はクイズで確認し、最新の試験範囲はAWS認定 公式ページで確認しましょう。
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