【ANS-C01】ハイブリッド接続設計の要点|Direct Connect・Transit Gateway・DNS統合
ANS-C01の中核は、オンプレミスとAWSをつなぐハイブリッド接続の設計です。本記事ではDirect Connectを軸に、冗長化・VPN併用・Transit Gatewayによる集約・DNS統合までを整理します。1本目の合格ガイドと合わせてご覧ください。
覚え方のフレームは「①帯域と安定性で選ぶ接続方式」「②冗長化で単一障害点を排除」「③多拠点は集約して管理」の3点です。
①接続方式の全体像
用途に応じて接続方式を選びます。使いどころは安定帯域・低レイテンシが必要なら専用線(Direct Connect)、手軽さ・暗号化重視ならVPN、多拠点・多VPCの集約ならTransit Gatewayが基本です。
Direct Connect の要点
- 仮想インターフェイス(VIF):プライベートVIF(VPC接続)、パブリックVIF(AWSパブリックサービス)、トランジットVIF(Transit Gateway接続)
- 冗長化:使いどころは単一障害点を避けたい場合で、複数のDXロケーション・複数接続を推奨。
- LAG:使いどころは複数接続を束ねて帯域と可用性を確保したい場合。
②VPN併用とフェイルオーバー
Direct Connectを主回線、Site-to-Site VPNをバックアップとして併用する構成が定番です。使いどころは専用線のコストを抑えつつ最低限の冗長性も確保したい場合で、BGPの経路属性(AS_PATH等)で優先経路を制御し、障害時にVPNへ自動フェイルオーバーさせます。
③Transit Gatewayでの集約
多数のVPCとオンプレを"ハブ&スポーク"で一元接続し、ルーティングを集約します。使いどころはVPCが数十単位に増え、ピアリングの1対1関係では管理しきれなくなった場合。リージョン間はTransit Gatewayピアリングで接続します。
| 要件 | 選ぶサービス |
|---|---|
| 多対多のルーティング集約 | Transit Gateway |
| 1対1のVPC接続 | VPCピアリング |
| 特定サービスへの限定公開 | PrivateLink |
DNS統合
オンプレとVPCの相互名前解決には、Route 53 Resolver のインバウンド/アウトバウンドエンドポイント(条件付き転送)を用います。
チェックリスト
- Direct Connect・VPN・Transit Gatewayを要件(帯域・コスト・拠点数)から選べるか
- Direct Connectの冗長化(複数ロケーション・複数接続・LAG)を理解しているか
- Transit GatewayとVPCピアリングを「多対多か1対1か」で区別できるか
- PrivateLinkが特定サービスへの限定公開である点を理解しているか
- オンプレとVPCの相互DNS解決にRoute 53 Resolverを使う判断ができるか
まとめ
ハイブリッド接続は"方式の境界"と"冗長化"が頻出です。クイズで確認しましょう。試験番号・配点は改訂されることがあるため、申込前にAWS認定 公式ページで最新の試験ガイドをご確認ください。
ANS(高度なネットワーキング) におすすめの教材
AWS認定 高度なネットワーキング−専門知識(ANS-C01)完全対応テキスト
要点整理から攻略する AWS認定 高度なネットワーキング−専門知識
AWS認定ANS(ANS-C01)実践問題集(図解付き・220問)
AWS認定ANS 演習テスト(日本語)
本セクションにはAmazonアソシエイト・Udemyアフィリエイトのリンクが含まれます。