【ANS-C01】VPCネットワーク設計の基礎|CIDR設計とセキュリティグループ・NACL
ANS-C01の土台となるVPCネットワーク設計の基本を整理します。CIDR設計とアクセス制御の使い分けは頻出ポイントです。「①アドレス設計」「②アクセス制御」「③経路設計」の3観点で押さえましょう。
①CIDR設計の考え方
何をするか:VPCに割り当てるアドレス範囲とサブネット分割を設計する。使いどころは将来の拡張を見越して余裕を持ったCIDRブロックを割り当て、サブネットはAZ・用途(パブリック/プライベート)ごとに分割する場面。オンプレミスや他VPCとの接続を見据え、CIDRの重複を避けることが重要。
②セキュリティグループとNACLの役割分担
- セキュリティグループ:インスタンス単位のステートフルなファイアウォール。使いどころは「戻り通信を自動許可したい」場面。許可ルールのみ設定可能。
- NACL:サブネット単位のステートレスなフィルタ。使いどころは「サブネット全体に一律のルールをかけたい」場面や、特定IPを明示的に拒否したい場面。インバウンドとアウトバウンド双方の明示的なルールが必要。
| 観点 | セキュリティグループ | NACL |
|---|---|---|
| 適用単位 | インスタンス単位 | サブネット単位 |
| 状態管理 | ステートフル(戻り通信は自動許可) | ステートレス(戻りも明示が必要) |
| ルール種別 | 許可のみ | 許可と拒否の両方 |
③ルートテーブルとゲートウェイの選択
何をするか:サブネットごとに通信経路を定義する。使いどころはパブリックサブネットにインターネットゲートウェイへの経路を持たせ、プライベートサブネットはNATゲートウェイ経由でアウトバウンドのみ許可する構成が基本形。
試験ポイント 「戻り通信の扱い」「サブネット単位かインスタンス単位か」という観点でセキュリティグループとNACLを区別できるようにしておきましょう。
チェックリスト
- 将来の拡張を見越したCIDR設計になっているか
- セキュリティグループとNACLの適用単位・状態管理の違いを説明できるか
- 戻り通信の扱いの違い(自動許可か明示が必要か)を理解しているか
- パブリック/プライベートサブネットのルートテーブル設計を区別できるか
- 他VPC・オンプレとの接続を見据えCIDRの重複を避けているか
まとめ
VPC設計の基礎はANS-C01全体の理解を支える土台です。クイズで理解を確認し、最新の出題範囲はAWS認定 公式ページをご確認ください。
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