【DOP-C02】IaCと構成管理の要点(CloudFormation・Systems Manager)
DOP-C02では、Infrastructure as Code(IaC)と構成管理による再現性・自動化が重要テーマです。本記事では CloudFormation と Systems Manager を軸に要点を整理します。合格ガイドやデプロイ戦略記事と合わせてご覧ください。
覚え方のフレームは「①IaCで環境を定義する(CloudFormation)」「②構成管理で運用を自動化する(Systems Manager)」「③失敗しても安全に戻せる仕組みを作る」の3点です。
①IaCの基本(CloudFormation)
- テンプレート/スタック:リソースを宣言的に定義し、一括管理する。使いどころは同一構成の環境を何度も再現したい場合(開発・検証・本番の統一)。
- 変更セット:更新内容を事前に確認してから適用する。使いどころは本番環境への変更で「何が変わるか」を事前レビューしたい場合。
- ドリフト検出:手動変更によるテンプレートとの差分を検知する。使いどころは緊急対応で手動修正した後、構成が正しくコード管理に戻っているか確認したい場合。
- StackSets:使いどころは複数アカウント・複数リージョンへ同一テンプレートを一括展開したい場合。
| 機能 | 目的 | 使うタイミング |
|---|---|---|
| 変更セット | 更新内容の事前確認 | 適用前 |
| ドリフト検出 | 手動変更との差分検知 | 運用中・定期点検 |
| StackSets | 複数アカウント・リージョン展開 | 大規模展開時 |
②再利用と分割
ネストされたスタックやモジュール化で再利用性を高めます。使いどころはアプリのデプロイ単位とインフラの管理単位を分けて、変更の影響範囲を限定したい場合。
③構成管理と運用自動化(Systems Manager)
- Run Command:使いどころは多数のインスタンスへ同じコマンドを一括実行したい場合。
- Patch Manager:使いどころはOSパッチ適用を自動化・スケジュールしたい場合。
- State Manager:使いどころは望ましい構成状態を継続的に維持したい場合。
- Parameter Store:使いどころは設定値や(KMS連携で)機密値を集中管理したい場合。
④ロールバックと安全性
CloudFormationは更新失敗時に自動ロールバックします。デプロイは CloudWatch アラームと連動させ、異常時に切り戻す設計が定番です。IaCにより環境の再現と監査性が高まります。
試験ポイント 「宣言的なIaC=CloudFormation」「複数アカウント一括=StackSets」「事前確認=変更セット」「手動変更の差分=ドリフト検出」「パッチ・コマンド一括=Systems Manager」を区別。失敗時の自動ロールバックも頻出です。
チェックリスト
- 環境の再現性を高めるためテンプレート化・スタック管理を検討したか
- 本番適用前に変更セットで内容を確認する運用になっているか
- 手動変更が発生した場合ドリフト検出で差分を把握できるか
- 複数アカウント・リージョン展開にStackSetsを使う判断ができるか
- パッチ適用や設定値管理にSystems Managerの各機能を使い分けられるか
まとめ
IaCと構成管理は「再現性・自動化・安全な変更」が核心です。クイズで確認しましょう。試験番号・配点は改訂されることがあるため、申込前にAWS認定 公式ページで最新の試験ガイドをご確認ください。
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