【SAA-C03】頻出のひっかけ・間違いやすいポイント総点検
SAA-C03は知識そのものより「要件に合う選択肢を選ぶ」力が問われるため、似たサービスの取り違えで失点しがちです。本記事では受験者がつまずきやすい"ひっかけ"ポイントを総点検します。合格ガイドやサービス比較記事と合わせてご活用ください。
覚え方のフレームは「①目的が違うものを混同していないか」「②単位(AZ・インスタンス・サブネット)を混同していないか」「③どの層(保管中・転送中・アクセス制御)の話かを切り分けているか」の3点です。
①可用性とスケールの混同
- マルチAZは「可用性(フェイルオーバー)」、リードレプリカは「読み取りスケール」。使いどころを混同しないこと。障害対策ならマルチAZ、読み取り負荷分散ならリードレプリカ。
- Auto Scalingは「水平スケール」、インスタンスタイプ変更は「垂直スケール」。要件の語に注目。
②ストレージの取り違え
- EBS=単一AZ・単一EC2、EFS=複数AZ共有、S3=オブジェクト。使いどころは複数サーバーから同時にファイル共有したいならEFS一択。
- 低頻度かつ即時取り出しはS3標準-IA、アーカイブはGlacier。即時性の有無で判断。
③セキュリティグループとNACLの違い
- セキュリティグループはステートフル(戻り通信は自動許可)、NACLはステートレス(戻りも明示が必要)。
- セキュリティグループは「許可」のみ、NACLは「許可と拒否」が書ける。
| 設問のキーワード | 正解になりやすいサービス |
|---|---|
| 自動でフェイルオーバー | マルチAZ |
| 読み取り負荷の分散 | リードレプリカ |
| 複数AZから同時共有 | EFS |
| 即時取り出しが必要 | S3標準-IA |
④暗号化とアクセス制御の混同
「データを保護」と問われたとき、保管中(at rest)の暗号化はKMS、転送中(in transit)はTLS、アクセス制御はIAM/バケットポリシー。どの層の話かを切り分けて選びます。
試験ポイント 設問の「自動でフェイルオーバー」「読み取り負荷」「複数AZから共有」「即時取り出し」「戻り通信」などのキーワードから、一意にサービスを選べるよう、対比表で覚えるのが効果的です。
チェックリスト
- マルチAZ(可用性)とリードレプリカ(読み取りスケール)の目的の違いを説明できるか
- EBS・EFS・S3を「単一AZ/複数AZ共有/オブジェクト」で区別できるか
- セキュリティグループとNACLの状態管理・ルール種別の違いを説明できるか
- 保管中・転送中・アクセス制御のどの層の話かを切り分けて読めるか
- 即時取り出しの有無でS3標準-IAとGlacierを使い分けられるか
まとめ
ひっかけは「役割の境界」を曖昧にしたまま暗記すると引っかかります。比較で理解し、クイズで取り違えを潰しましょう。配点・試験番号は改訂されることがあるため、申込前にAWS認定 公式ページで最新の試験ガイドをご確認ください。
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