【ANS-C01】Route 53 とDNS設計の要点|ルーティングポリシー徹底
ANS-C01では、Amazon Route 53 を用いたDNS設計が頻出テーマです。本記事ではホストゾーンの種類とルーティングポリシーの使い分け、ハイブリッド環境での名前解決までを整理します。合格ガイドやハイブリッド接続記事と合わせてご覧ください。
覚え方のフレームは「①どこ向けの名前解決か(ホストゾーン)」「②どう振り分けるか(ルーティングポリシー)」「③異常時にどう切り替えるか(ヘルスチェック)」の3点です。
①ホストゾーンの種類
- パブリックホストゾーン:インターネット向けの名前解決。使いどころは一般公開するWebサイトのドメイン管理。
- プライベートホストゾーン:VPC内部向けの名前解決(VPCに関連付け)。使いどころは社内システムなど外部に公開したくない名前解決。
②主なルーティングポリシー
- シンプル:使いどころは単一リソースへの基本ルーティングのみで十分な場合。
- 加重(Weighted):使いどころは新バージョンへ10%だけトラフィックを流すカナリアリリースやABテスト。
- レイテンシー:使いどころは世界各地のユーザーを最も低遅延のリージョンへ誘導したい場合。
- 位置情報(Geolocation):使いどころはアクセス元の国・地域ごとに表示内容を変えたい場合。
- フェイルオーバー:使いどころはヘルスチェックと連動し、障害時に予備環境へ自動切替したい場合。
- 多値回答(Multivalue):使いどころは複数の正常なレコードを返す簡易な分散をしたい場合。
| 要件キーワード | ルーティングポリシー |
|---|---|
| 比率を指定して分散したい | 加重 |
| 最も低遅延のリージョンへ | レイテンシー |
| 地域ごとに振り分けたい | 位置情報 |
| 障害時に予備へ切替 | フェイルオーバー |
ヘルスチェックとの連携
フェイルオーバーやレイテンシールーティングは、Route 53 のヘルスチェックと組み合わせることで、異常なエンドポイントを自動的に切り離せます。可用性設計の要となります。
③ハイブリッド環境の名前解決
何をするか:オンプレミスとVPC間の相互名前解決を行う。使いどころはオンプレDNSからAWSのプライベートゾーンを解決したい、またはその逆をしたい場合で、Route 53 Resolver のインバウンド/アウトバウンドエンドポイント(条件付き転送)を使用します。
試験ポイント 「低遅延=レイテンシー」「比率分散=加重」「地域別=位置情報」「障害時切替=フェイルオーバー+ヘルスチェック」「オンプレ相互解決=Route 53 Resolver」を要件キーワードから即答できるようにしましょう。
チェックリスト
- パブリック/プライベートホストゾーンの使い分けを理解しているか
- 6種のルーティングポリシーを要件キーワードから即座に選べるか
- フェイルオーバー構成にヘルスチェックが必須である点を理解しているか
- オンプレとVPCの相互名前解決にRoute 53 Resolverを使う判断ができるか
- カナリアリリースやABテストに加重ルーティングを使う発想があるか
まとめ
DNS設計はルーティングポリシーの使い分けが核心です。クイズで確認しましょう。試験番号・配点は改訂されることがあるため、申込前にAWS認定 公式ページで最新の試験ガイドをご確認ください。
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