【SAA-C03】頻出サービスの"使い分け"徹底比較|ストレージ・DB・コンピュートの選定
SAA-C03では「どのサービスを使うべきか」を要件から選ぶ問題が数多く出題されます。本記事では、合否を分けやすい代表的なサービスの"使い分け"を、ストレージ・データベース・コンピュートの観点で比較整理します。1本目の合格ガイドと合わせてご活用ください。
覚え方のフレームは「①ストレージ」「②データベース」「③コンピュート」の3カテゴリで、それぞれ「可用性・コスト・パフォーマンス」のどれを重視するかで選ぶことです。
①ストレージの使い分け
- S3 ストレージクラス:標準(高頻度)/標準-IA(低頻度・即時取り出し・複数AZ)/One Zone-IA(単一AZで安価)/Glacier系(アーカイブ・取り出しに時間)。使いどころは即時性が必要ならIA、コスト最優先で取り出しに時間をかけられるならGlacier。
- EBS:使いどころは単一AZ・単一EC2にアタッチする高速なブロックストレージが必要な場合。
- EFS:使いどころは複数AZの複数EC2から同時マウントしたい共有ファイルストレージが必要な場合。
- インスタンスストア:揮発性(停止で消える)、高速な一時領域。
②データベースの使い分け
- RDS:リレーショナル。使いどころはマルチAZで可用性、リードレプリカで読み取りスケールを実現したい場合。
- Aurora:使いどころは高性能・高可用なマネージドRDBが必要で、読み取りスケールとフェイルオーバーを強化したい場合。
- DynamoDB:使いどころはサーバーレスで低レイテンシー・高スケールが必要なNoSQLワークロード。DAXでさらに高速化できる。
- ElastiCache:使いどころはRedis/Memcacheによるインメモリキャッシュで読み取り負荷を軽減したい場合。
| 要件キーワード | 選ぶサービス |
|---|---|
| 即時取り出しが必要な低頻度データ | S3標準-IA |
| 複数サーバーから共有マウント | EFS |
| 単一AZで高速アクセス | EBS |
| 中断を許容できるバッチ | スポットインスタンス |
③コンピュートと購入オプション
- EC2購入オプション:オンデマンド/Savings Plans・リザーブド(長期割引)/スポット(中断許容で大幅割引)。使いどころは稼働パターンが読めるか、中断を許容できるかで選ぶ。
- Auto Scaling+ELB:使いどころは負荷に応じた自動増減と分散で弾力性を確保したい場合。
- Lambda:使いどころはイベント駆動・サーバーレスで運用負荷とアイドルコストを抑えたい場合。
試験ポイント 「即時取り出しが必要なら標準-IA、アーカイブならGlacier」「共有マウントはEFS、単一AZ高速はEBS」「中断を許容できるバッチはスポット」のように、要件キーワードからサービスを一意に結びつける訓練が効果的です。
チェックリスト
- S3ストレージクラスをアクセス頻度と即時性の観点で使い分けられるか
- EBS・EFS・インスタンスストアを「単一/共有/揮発性」で区別できるか
- RDS・Aurora・DynamoDBを可用性・スケール要件から選べるか
- EC2購入オプションを稼働パターン(常時/中断許容)から選べるか
- 要件キーワードから即座にサービス名を思い浮かべられるか
まとめ
サービス比較は"境界条件"で覚えるのが近道です。クイズで要件→サービスの即答力を鍛えましょう。配点や試験番号は改訂されることがあるため、申込前にAWS認定 公式ページで最新の試験ガイドをご確認ください。
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